「読む力」を養うための基礎講座です。
説明文では、まず作者の考え方の筋道をきちんとたどるトレーニングをしています。自分の考え方とちがう人の意見に耳をかたむける訓練です。中心になる言葉を見つけてヒントにしましょう。
物語文では、主人公をはじめ登場人物の気持ちの変化をたどるトレーニングをしています。自分の感じ方・行動とちがう人の言動をみつめる訓練です。今までマイナスだった気持ちが、なぜプラスに変わったのか、その変わり目に注目していきましょう。
自分の今興味を持っている事や習い事や読書等、今までの体験を一つ取り上げ、時間の流れに沿って取捨選択し、文章にしていく事で「書く力」を養成していく講座です。
説明文ではより抽象的な内容が増え、物語文ではより主人公の心や気持ちが複雑になっていきます。が、私の指導では、小・中・高一貫して、説明文(評論文)では作者のそれぞれの段落の中での中心になる言葉(キーワード)を見つけ、それに沿って作者の考えを細かく読み解いていきます。
物語文(小説文)では、主人公たちのそれぞれの段落の中での気持ち(心理)の表現をプラス・マイナスを使って、より細かく読み込んでいきます。
説明文・物語文という長文の大きな柱になる二つの分野できちんとした「読む力」を身につけます。(書く力はこの国語講座の記述問題でもかなり養うことはできます。お問合わせ下さい。)
作文の書き方は原則としては小学校の作文講座と同じです。ただより知的な内容になるので、それについて調べる癖(インターネット・読書等)が必要となってきます。調べる中で、新しく知って感動したり、ショックを受けたりした事を、より説得力のある形にして並べ、序論~本論~結論の形に構成さらに再構成します。体験だけの作文とは違った、より客観的な内容を含む知的な作文の訓練です。
Copyright (C) 2011 河村国語作文塾&学びのアトリエ All rights Reserved.