平成25年度春期国語講習小学生・中学生概要

IA)新小学4・5・6年生の国語

「読む力」を養うための基礎講座です。

説明文では、まず作者の考え方の筋道をきちんとたどるトレーニングをしています。自分の考え方とちがう人の意見に耳をかたむける訓練です。中心になる言葉を見つけてヒントにしましょう。

物語文では、主人公をはじめ登場人物の気持ちの変化をたどるトレーニングをしています。自分の感じ方・行動とちがう人の言動をみつめる訓練です。今までマイナスだった気持ちが、なぜプラスに変わったのか、その変わり目に注目していきましょう。

ⅠB)新小学4・5・6年生の作文

自分の今興味を持っている事や習い事や読書等、今までの体験を一つ取り上げ、時間の流れに沿って取捨選択し、文章にしていく事で「書く力」を養成していく講座です。

  1. 自分の関心のある事・好きな事をいくつかあげてもらいます。
  2. その最も今書けそうな話題をとりあげて、楽しかった事、苦しかった事など心に残っている事をできるだけ流れを考えずに思い出して並べます。
  3. 2で書き上げたもののうち、特に印象に残っている事、書きたい事だけにしぼって、起承転結を作ります。
  4. 起承転結の四つのパートに入れる出来事、考え、感想をそれぞれ書きます。
  5. 4の内容をもとに全体の流れに気を付けて1つの文章に清書します。

ⅡA)新中学1・2・3年生のための国語講座

【新中学1年生】

説明文ではより抽象的な内容が増え、物語文ではより主人公の心や気持ちが複雑になっていきます。が、私の指導では、小・中・高一貫して、説明文(評論文)では作者のそれぞれの段落の中での中心になる言葉(キーワード)を見つけ、それに沿って作者の考えを細かく読み解いていきます。

物語文(小説文)では、主人公たちのそれぞれの段落の中での気持ち(心理)の表現をプラス・マイナスを使って、より細かく読み込んでいきます。

説明文・物語文という長文の大きな柱になる二つの分野できちんとした「読む力」を身につけます。(書く力はこの国語講座の記述問題でもかなり養うことはできます。お問合わせ下さい。)

ⅡB)新中学1・2・3年生のための作文講座

作文の書き方は原則としては小学校の作文講座と同じです。ただより知的な内容になるので、それについて調べる癖(インターネット・読書等)が必要となってきます。調べる中で、新しく知って感動したり、ショックを受けたりした事を、より説得力のある形にして並べ、序論~本論~結論の形に構成さらに再構成します。体験だけの作文とは違った、より客観的な内容を含む知的な作文の訓練です。

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