私のやり方は特に高校生の古文・漢文の導入についてハッキリと表われます。
それは週1回通塾されている生徒さんが多いという事とも関係するのですが、それぞれの文法の基礎の基礎から途中を飛ばさずに復習していただくという事です。きちんとその内容を理解しながら1冊を仕上げると、文法全体のイメージが見えてくるのです。学校ではあまりきちんとした形で文法の復習をされるところは少ないので、私としては中級レベルに入って長文を導入した後も、毎週少しずつ2冊目の文法問題集はやっていくことにしております。
もう1つの特徴は、自分で調べる=辞書学習を重視していることです。 数年前より電子辞書は認めるようにはしましたが、あくまで基本は紙の辞書だと考えています。調べるためには、例えば漢字1つとっても「この部首かな?」とか「この画数だろう・・・」とか、そして「自分の調べようとしている意味はどうなっているんだろうか」などの疑問に対して、自分なりに仮説というか推測が必要です。この仮説・推測の実行の小さな積み重ねは、生徒さんを確実に鍛えてくれます。 ただし長文読解に入ると、1度目はあくまで自分の力だけでやっていただき、私が丸付けをした後のやり直しの時は、調べながらやってもらいます。
フォレストでの現代文の学習は、以上の2つを大きな方針として進めていきます。
<初級コース>
初級テキストを使用し、本文の大切な箇所に線を引き、その線の引いたところを参考にしながら設問に当たっていきます。評論では主に「キーワード法」を、小説では主に「プラス・マイナス法」を使いながら読み解いていきます。
<中級コース>
中級テキストを使用し、やや高度な評論の記述問題(60字前後)の対応と、マーク問題集を使っての評論・小説の選択肢の選び方も含めて指導していきます。内容が徐々に高度になっていくので、近代思想や現代思想の基礎知識も少しずつ身につけていただけるよう配慮します。
<上級コース>
加えて、過去問題・模擬問題をどう読み解いていけばいいのか、初級・中級コースで培った手法にさらに磨きをかけていきます。
フォレストでの古文の学習は、以上の2つを大きな方針として進めていきます。
<初級コース>
文法は初級テキストを使用し、用言・助動詞・助詞・敬語の順で学習していきます。その際、毎週前回のやったところの最も基本の部分は小テストを実施します。主な接続助詞が終了した時点で、初級の長文読解も加えていきます。(方針の②で述べた「主語転換法」を用いて線引きをしてから設問に入ります)
<中級コース>
文法学習は2冊目のテキストで継続します。長文読解は中級レベルになると敬語がよく出てくるので、敬語による主語の見分け方も指導していきます。また、和歌も文中に出てきますので、文脈と和歌の関連性にも注目します。
<上級コース>
加えて各大学・センター試験の過去問をしっかりと解き、様々な「クセのある文章」の対策を立てていきます。
フォレストでの漢文の学習は、漢文の構造をきちんと理解した上で、以上の2つを大きな方針として進めていきます。
<初級コース>
句形のテキストを使い、基礎の基礎から、まずは短文で演習し身につけます。そして次週に前回やったところの例文を白文にして訓点をつけ現代語訳するという小テストを課します。使役と受身の句形の演習が一段落したところで長文演習に入り、人物関係をおさえながら読解を進めていきます。
<中級コース>
初級の句形テキスト並びに長文演習が終了すると、マーク問題集と記述問題集を各1冊ずつお渡しして、同時進行で毎週1問ずつのペースで進めていきます。様々なタイプの文章に触れながら、疑問・反語をはじめとする代表的な句形も随時復習します。
<上級コース>
さらに個別指導ならではの、きめ細かい対策を過去問を解くことも含めて実施してまいります。
<初級コース>
初級テキストを使用して作文用紙の使い方、小論文の書き方を学んでいってもらいます。環境問題など志望学部にこだわらず、書きやすい題材を探して書いてもらいます。
<中級コース>
志望校の出題を少し意識して、その出題が難しい場合は、中級レベルの小論文に取り組んで、ある程度整った形になるまで書き直してもらいます。
<上級コース>
のいずれかに所属してもらい、基本は文献(岩波新書、中公新書など)を毎週少しずつ読んでいってもらい、過去問題または類似問題にチャレンジします。
中高一貫校の、特に中学部の生徒さんの指導においては、個別指導ならではのきめ細かさを発揮できるところかと思います。生徒さんの興味・関心に合わせて、読書指導・作文指導も行っております。
<中1コース>
公立中でいうと、中1~中3の範囲まで入ります。「数学・英語はついていけるけど、国語はちょっと・・・」という生徒さんには、説明文では作者の考え、物語文では主人公の気持ちの変化など、大事なところに線を引く作業をまず行ってもらい、きちんとチェックしてから設問に入ってもらいます。公立中の生徒さんよりも実力養成に重点を置く生徒さんが多いのも事実ですが、定期テスト対策もお手伝いいたします。
<中2コース>
公立中の進度でいうと、中2~高1の範囲まで入ります。従いまして、学校によっては高校古文に入るところもあります。ですので、高校生古文コースの初級テキストを使って丁寧に指導していきます。
<中3コース>
公立中のように受験が無い分、先に進んでいきますので、中3~高2の範囲に入ります。模擬試験も高1生と同じものを受けさせる学校もあります。各生徒さんに合わせて、臨機応変に柔軟性を持って対応いたします。
フォレストでの中学生の国語の学習は大きく分けて、Aコース(実力養成)とBコース(定期テスト対策)の二つです。普段はAコースだけれど、テスト前はBコースにするという生徒さんも多いので、面談の時にご希望をお聞きします。
<中1コース>
Aコースでは、まず説明文と物語文の読み方を長文演習の形で交互に一題ずつ取り組んでいただきます。Bコースでは教科書準拠の問題集を1冊~3冊お渡しして確実な点数アップを図ります。レベルに関しては両コースとも生徒さんの実力と希望に合わせて行います。
<中2コース>
Aコースでは、説明文・物語文以外に詩、短歌、俳句、及び古文も生徒さんの実力に合わせて取り入れていきます。Bコースでは生徒さんの苦手な文法についても細かく、教科書準拠のワークを使用して、丁寧にわかりやすくサポートしていきます。
<中3コース>
Aコースでは特に裁量問題を意識して、説明文・小説の記述対策を行います。同時に詩、短歌、俳句、及び古文・漢文の学習も進めていきます。Bコースでは中2生同様、文法・漢字にも注意し、必要があれば作文指導も行います。入試直前対策も行います。
※全学年、北海道学力コンクール対策は過去問を使って、講習会を中心に行います。
このコースは生徒さんの興味・関心を損なわないように、保護者の方と連絡をとりながら徐々に実力を高めていくコースです。読書指導・作文指導もご希望があれば行います。教科書準拠のワークや漢字ワークも行っています。
<中学入試コース>
基本的には、道内の私立・国立中を希望している生徒さん対象ですが、道外の難関私立中学受験の方も、面談をさせていただいてから入塾という形でお願いしております。現在の生徒さんの実力と志望校の難易度、入試日までの日数をよく照らし合わせて、受け入れ可能かどうか判断させていただきます。どんなに優秀なお子さんであっても、小学生のまだ発達段階のお子さんとして、大切にお預かりしていきたいと思っています。
※各コースに該当されない生徒さんでも、まずはお問い合わせください。
面談・体験学習を行ってから検討いたします。
(月~金曜日) |
14:00~16:00(高卒生対象) 16:30~22:00(全学年対象) |
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(土曜日) | 12:30~21:00(全学年対象) |
◇日曜・祝日について
日曜日・祝日は原則、休塾日となっておりますが、定期テスト対策等をご希望される場合は、可能な限り開講致します。
◇一ヶ月あたりの授業回数について
原則として、一ヶ月あたりの授業回数は4回(週1回の場合)となりますが、休塾日等と重なり、4回の授業が実施できない場合は、調整して別の日に実施致します。
◇振替制度について
通常来ていただいている時間帯に何らかの事情により授業を受けられない場合に、代わりの日に同じ時間数の授業を受けることができます。
ただし、欠席の前日までにご連絡いただいた授業のみが対象となりますのでご注意願います。不慮の事故や入院、冠婚葬祭等の急を要する場合に関しては、当日のご連絡も受け付け致します。
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