アトリエトーク

『11月にむけてのご挨拶』

平成29年10月5日

河村国語作文塾&学びのアトリエ
河村 勝之

拝 啓

朝夕の風がひんやりして、過ごしやすい季節が来たと思った途端、人間界ではかまびすしい動きが続いておりますが、いかがお過ごしでしょうか。

10月に入り、一段と受験生の勉強熱が高まってきていると感じます。若いエネルギーにはおよそ勝てないとしても、気合いだけは負けないように、毎日毎日真剣勝負のつもりで授業に臨んでおります。ただ、できることなら明るく楽しい雰囲気の中で少しでも集中して頂けるように心掛けておりますが、何かございましたらご遠慮なくご連絡ください。

先日は久しぶりに頂きましたお休み(9月23日(土)創立記念日)に家族で小樽に行ってまいりました。生前父が愛してやまなかった伊藤整という文学者(作家・評論家・詩人)を生んだ小樽の中でも大好きだった市立小樽文学館を訪れました。残念ながら改修中でしたので、中に入ることはできませんでした。文学館はまたいずれという事にして、およそ10年ぶりに訪れたお気に入りのお店で、久しぶりに家族団らんの夕食を楽しみました。

少し働きすぎかなと思う今日この頃ですが、毎日毎日違う生徒さんの笑顔や意欲や優しさに触れさせてもらうとその疲れも吹き飛ぶので不思議なものです。国語という教科を通して、共に学びを追求できていると感じる瞬間はかけがえがなく、さらに成績の大幅な向上を生徒さんから伝えて頂いた時は、まるで何かの大会で優勝したような気分を味わいます。

いよいよ大学入試センター試験まで100日を切りました。今年は私も高卒生の方4人をはじめ、受験生を10余名抱え、例年になく緊張する毎日です。

受験生をはじめ、全塾生が残り3か月を切った2017年の日々を、一日一日を大切にして、自分なりに精一杯学び生きることを願ってやみません。頑張れ、塾生!

敬 具

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