アトリエトーク

『10月にむけてのご挨拶』

平成29年9月8日

河村国語作文塾&学びのアトリエ
河村 勝之

拝 啓

朝晩の涼しさと昼の暑さとの差を感じる9月を迎えましたが、いかがお過ごしでしょうか。

来週をもって、塾生の定期試験はほぼ全て終了となります。高卒生・高3生を除きまして、テスト対策を行った生徒さんには、しっかりとフォローしていきます。中3・中2・中1の生徒さんに対しましては、学校での学習内容も塾での授業で行っておりますので、定期試験で間違った所のやり直しはもちろんのこと、細かく復習して今後の授業に反映させてまいります。

いずれにしましても、特に古典分野(古文・漢文)は暗記的な勉強の割合が高く、かつ古典学習上、大切な内容が入っている文章が多いので、テスト対策を行っても決して損はないという立場に、以前より私は立っております。テスト対策の指導内容に、何かございましたら、メール等でご連絡ください。面接をご希望の際も、ご遠慮なくおっしゃってください。

さて、芸術の秋、札幌にもゴッホがやってまいりました。(8/26(土)~10/15(日):北海道近代美術館で開催されています。)気づいている生徒さんも少なからずいると思いますが、開塾以来ずっと塾のある場所に、ゴッホの『夜のカフェ・テラス』の複製画を飾っております。ゴッホが好きだった亡き父が、特に好んでいた絵の一つです。ゴッホの絵にしては、とても落ち着きがあり、穏やかな明るさに満ちた、直線と明暗のコントラストが見事な絵画です。

父は生前、私によく岩波文庫の『ゴッホの手紙(上・中・下)』を読むように勧めてくれていました。トルストイの『戦争と平和』同様、なかなか完読できないでいる古典の一冊ですが、今度こそ、先月ご紹介させて頂きました塩野七生著『ローマ人の物語』も含め、秋の夜長の楽しみとして、1日5分でも10分でも読み続けていこうと思います。

10月は、大学受験生にとっては本格的に模試が始まる時期ですし、高校受験生にとっては学力B等が控えております。サポートする側の私も心してかからねばなりません。ご理解・ご協力の程よろしくお願い申し上げます。

敬 具

追伸:9月23日(土)は創立記念日としてお休みを頂いております。よろしくお願い致します。

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