アトリエトーク

『5月にむけてのご挨拶』

平成28年4月10日

河村国語作文塾&学びのアトリエ
河村 勝之

拝 啓

入学式・始業式と続く慌ただしいこの一週間でしたが、いかがお過ごしでしょうか。

おかげさまで春期講習中は、午後12時50分から午後9時半、10時までびっしりと授業が続きました。少しでも多くの生徒さんのご要望にお応えしたいという思いがある一方で、やはり30人の方たちと、毎週1日しかない授業できちんと向き合い、成果を出していくことは大変困難な事でもあります。自分の体力と精神力が続く限り、お子様たちの国語力向上を目指して努力していきたいと思っております。

ところで、折り入ってご報告とお願いがございます。

昨春より長期入院しておりました父が、いよいよ自宅に戻り、いわゆる「在宅介護」の状態になります。その父に60数年間連れ添ってきた母、そして介護スタッフの方々と共に、最期の看取りを行うことになります。父は23年前、大阪で会社役員としての安定した地位を投げ打って、札幌フォレストの創業から最初の6年間を、脳梗塞で倒れるまで身体を張ってサポートしてくれました。父の最期の時を、家族全員で母を助けながら迎えたいと思います。

従いまして、父母の家に寝泊まりして介護する事も出て来ると思われます。授業の準備不足でもしくはスケジュール的に等々、明らかに支障をきたしてご迷惑をおかけすると思われる生徒さんの授業は、継続が難しい事をお伝えしなければならない時が出て来る可能性を、現時点で否定する事は出来ません。その際は、私事に関わるわがままなお願いで誠に申し訳ございませんが、何とぞお許し頂きたく、よろしくお願い申し上げます。

敬 具

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