アトリエトーク

『4月にむけてのご挨拶』 -私の「学びのサポート」宣言-

平成28年3月10日

河村国語作文塾&学びのアトリエ
河村 勝之

拝 啓

雪解けが進み、確実に春が近づいて来ているとはいえ、まだまだ風の冷たさが身にしみる毎日ですが、いかがお過ごしでしょうか。

新年度のごあいさつで述べさせて頂きましたが、「河村国語作文塾&学びのアトリエ」という国語専門塾(当初3年間は数学も行っておりました。)になりましてから、4年と9ヶ月が経ちました。生徒さんと保護者の皆様に深く感謝申し上げます。

この国語専門塾のアトリエを立ち上げましてからは、大学入試合格に向けてのカリキュラムを縦糸としますと、その生徒さん一人一人に即した国語力養成を横糸として、縦糸と横糸の組み合わせ、特に横糸の充実に心を砕いて参りました。「国語の学力向上、特に文章読解の方法に唯一絶対の方法などない」というのが、この北海道の地で30年以上の国語学習指導に携わってきた私の実践の中から生まれて来た信念であります。

もちろん、それぞれの分野(特に読解)でお勧めしている簡単な方法論はございます。が、その方法がもし生徒さんお一人お一人の中に「自分自身の方法」を見つけ出す、もしくは創るという姿勢を弱めることにつながるのだとしたら、それは我がアトリエの目指す「学び」の方向と矛盾することになります。

「どんなにささいな学びの中にも『創造』と『発見』がある。学びは、人を、命を、生き生きとさせる。」という私の「学び」への想いを、生徒さん一人一人と共に追求することが、今の私の「学びをサポートする」姿勢であるという、少し気恥ずかしくなるような「宣言」をここでさせて頂きまして、今年度のアトリエの幕開けの言葉とさせて頂きます。

敬 具

追伸
年間スケジュールにつきましては、4月10日郵送予定の「5月度に向けてのごあいさつ」に同封致します。

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