アトリエトーク

『11月にむけてのご挨拶』

平成26年10月10日

河村国語作文塾&学びのアトリエ
河村 勝之

塾生と保護者の皆様に

拝 啓

一気に朝晩の冷え込みが厳しくなり、そろそろ雪虫の舞う季節が近づいて参りましたが、いかがお過ごしでしょうか。

最近授業の中で、生徒さんたちとのテストのやり直しの時間が確実に増えております。この設問の正解は何か、から始まり、その正解の根拠はどこにあるのか、さらにどうすればこの間違い・ミス・失点を防げるのか等々、それぞれの生徒さんに、それぞれの間違い方があり、細かく見ていくとまさに千差万別です。

そのやり直しの中で今回気づいたことは、その一方で、塾で国語を学ぶという中で、国語という教科を入塾前より真面目に考える姿勢が生まれてきたことによって、1つ1つの設問を丁寧に解こうとするあまり、逆に時間が足りなくなるという傾向があり、それが伸び悩みにつながっているのではないか、という事でした。

そういう事を踏まえた上で、大学受験・高校受験の生徒さんを中心に、以下の(1)~(2)を授業の中で提案しています。

  1. 出題文も設問も手を使って線を引くこと、記号化することで、より速くより正確に文意をつかみ、設問の意図を見抜くことを心がける。
  2. 問題を解く時間を、トータルで5分ずつ縮めていく。
    (計4問で90分かかるものを→85分→80分というように5分ずつ短くしていく)
  3. 常に集中力を持って速読していく中で、作者の言いたいことをつかんでいく。
  4. 英語や数学と比べると、圧倒的に解く問題数は少ないので、そのことを補うためにも、毎日タテ書きの活字(できれば読書)を最低5~10分読み、内容を理解する。

河村国語作文塾としては、1については塾の中での学習として、そのお子さんの現状と能力に合わせながら、折を見て指導しておりますが、2・3・4に関しましては、指示等は出せるのですが、ご家庭や自習室等でのトレーニングなので、お母様方からもお子様にお声をかけてあげて頂きたいと存じます。お子様への指導に関しまして、ご意見・ご提案がございましたら、遠慮なくおっしゃっていただければ、と思っております。

最後になりますが、11月度は3日と24日の月曜日は祝日ですが、授業は行います。11月の土曜日は5回ありますので、そのうちの1回はお休みとさせて頂きます。後ほど個別にご確認させて頂きます。よろしくお願い致します。

敬 具

追伸:

11月度のお月謝より、お月謝の3%を暖房費として頂くことになります。
何卒ご了承ください。

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