アトリエトーク

『3月にむけてのご挨拶』

平成25年2月10日

河村国語作文塾&学びのアトリエ
河村 勝之

塾生と保護者の皆様に

拝 啓

まだまだ寒い日が続いておりますが、いかがお過ごしでしょうか。

先月度のご挨拶でふれさせていただきましたが、大学入試のセンター試験が1月19日・20日に行われました。国語と数学IAを筆頭にかなり難化し、受験生の平均点が30~40点一気に下がるという大変厳しい結果となりました。

「出鼻をくじく」どころの騒ぎではなく、1日目の科目である国語の平均点は200点満点で101点という低さでした。医学部医学科や難関大学の場合は、最低80%は必要ですが(本当は85~90%)、今回のようなテストの場合は、ただ消去法を中心にしてセンターの過去問をひたすら解いて慣れるというやり方だけでは、歯が立たない内容でした。

「8割以上をねらう」という事であれば、記述問題も含めた本来の国語の実力養成が必要でしょう。

ひと口に国語といっても、評論と小説と古文と漢文をすべて8割以上本番でとるというのは「言うは易く、行うは難し」です。そのためには、小学校や中学校の頃からの読書も含めた長い土台作りが必要です。

アトリエではそうした難化する大学入試センター試験にも十分対応しうる国語力養成を目指して、さらに塾生に高いハードルを課していく覚悟です。

学年末に向けて、高校では模試のある学校もあり、ハードなスケジュールが続きますが、何とか乗り切っていただければと思います。現高1・2生、現中1・2生の塾生の皆さんの、この学年末テストでの健闘を心より期待しております。

敬 具

追伸1

今年度の合格者第1号の朗報を頂きました。詳しくは、来月度からのご挨拶文等で順次ご紹介いたします。

追伸2

『道民雑誌 クオリティ』3月号(2月15日発売予定)P.82に、「河村国語作文塾&学びのアトリエ」の紹介記事が掲載されます。ぜひ書店等でご覧ください。

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