『9月にむけてのご挨拶』

平成24年8月10日

河村国語作文塾&学びのアトリエ
河村　勝之

塾生と保護者の皆様に

拝 啓

むし暑い日が続くかと思えば、急に雨が降ったり、夜は涼しくなったりと、少し落ち着かない日々が続いておりますが、いかがお過ごしでしょうか。

高校生は夏期講習や部活動の大会が一段落したかと思うと、猛烈な宿題の山に悩まされていた塾生の方も多いようです。一方、中学生は、夏期講習会と部活動を両立させながら、道コンをはじめとする学力テストと夏休みの課題をこなして頑張って来られていることでしょう。小学生の皆さんは楽しい夏休みでしたか。

わがアトリエは連日昼すぎから夜の9時10時まで講習・振替・通常の各授業が8月16日まで続きます。以前のフォレスト時代にはお盆にはお休みをいただいていたのですが、5年前に、高校生の講習スケジュールが組めないために、お盆休みを開く事としました。それ以来今のような形での夏のお休み(今年は8/17(金)～8/23(木)ですが、一部振替の方の授業は行っています。)をいただく事となりました。ご理解とご協力の程よろしくお願いします。

9月上旬に早速テストのある学校もございます。通常授業以外にテスト対策をご希望の方は遠慮なくメール等でご連絡下さい。可能な限り対応させていただきます。

夏期講習の盛況にならって「夏休み読書大賞」のご参加も是非ともお願いしたい所ですが、今の所、4名の方だけで少々寂しい状況です。〆切は8月31日(塾生は9月2日(日)の消印まで有効です。)ですので、ふるってご参加下さい。

学校へ提出される読書感想文と同一のもので構いませんので、重ねて参加をお願いします。今回応募して下さった方の感想文の講評は来月度の挨拶文と共にお届けいたします。ご期待下さい。

敬 具

追伸：

次の10月度より、コラム欄の「フォレストーク」を「アトリエコラム」と改称し、新たに御二人のコラムを掲載できる運びとなりました。

御一人は塾生のお父様で、神戸ご出身で首都圏に単身赴任されている、まさに映画マニアの方。その映画鑑賞ノートを拝見しましたが、まぁその質と量のすごい事。私もかつて「映画狂」を自認している時期がありましたが、比べものにならず。そのお父様に、昔の古典的名作の数々から現代の人気作品に至るまで、塾生をはじめ保護者の皆様だけでなく、広く映画を愛する人たちにむけて発信していただきます。乞うご期待下さい。

もう御一人は私の高校時代からの親友です。町工場の二代目経営者でしたが、震災のため工場が崩壊し、倒産。その後苦学して大学の准教授になりました。九州大学の工学部出身で、大阪大学で技術史の研究で博士号をとった彼は、フォレスト時代から一貫して応援してくれている、かけがえのない友人です。「ものづくり日本」の衰退を憂へる彼がどんなエッセイを綴ってくれるのか、柔らかい関西弁を交えてのお話におつきあいいただければと思います。

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