アトリエトーク

『7月にむけてのご挨拶』

平成24年6月12日

河村国語作文塾&学びのアトリエ
河村 勝之

塾生と保護者の皆様に

拝 啓

「リラ冷え」といわれるこの大きな季節の変わり目は、人生の半分をこの札幌の地で過ごさせていただいている私にも、なかなか慣れない季節ですが、いかがお過ごしでしょうか。

塾生の皆さんは、定期試験や模試、さらには部活動や行事で大忙しの日々を送っておられることと思います。テスト対策や振替授業等で、忙しいスケジュールの合間を縫って、アトリエの教室まで小まめに足を運んでくれた一人一人の塾生に、彼らをすぐそばでサポートして来ているだけに「ありがとう、お疲れ様。ところで、テストどうでしたか?」とねぎらいと共にその結果に気持ちが動きます。

おかげ様で、この7月でアトリエが一周年になります。国語塾としてたちあげて、生徒さんたちが集まってくれるだろうかと大変不安な船出でしたが、1年たって月曜日から日曜日の私の夜のスケジュールの80%以上は埋まっており(残念ながら昼間部に浪人生のいない教室は開塾以来はじめてなのですが…)、移転1年後としては、上々の滑り出しと思い、生徒さんと保護者の皆様、そして数学科兼事務局の葛西先生には感謝の気持ちで一杯です。

「たかが国語されど国語」…受験を離れても大切な教科である事は間違いないと思いつつ、しかし英語・数学のような華やかさや理科・社会のような切実さはない、このある種つかみどころのない国語という科目。その国語をしっかりともしくは危機感をもって学びに来てくれる20名弱の生徒さんたちとそしてその保護者の皆様の少しでもお力になりたいと、いつも心から願っております。

大学受験では東大・京大そして医学部医学科、さらに北大を目指す生徒さん、高校受験では札幌南・北・西・旭丘等の進学校を目指す生徒さん、そして中学受験では北嶺受験をはじめとする生徒さんたちと、この札幌の地で25年間毎年ずっとおつき合いをして来ていることは、アピールさせていただきたいと思います。大学受験・高校受験・中学受験のそれぞれの共通する課題とそれぞれの固有の難しさを25年以上しみじみと感じて共に闘ってきました。

うまくこのアトリエをそして私をご活用いただきたく存じます。来月のあいさつ文では「夏期講習」のおしらせを同封させていただく予定です。もし、こういう講習を希望したいという内容がおありでしたら、ぜひご意見をお寄せ下さい。(アンケートを書いていただく予定でおります。)

敬 具

コラム一覧へ戻る

▲ページ上部へ戻る