アトリエトーク

『12月にむけてのご挨拶』

平成23年11月13日

河村国語作文塾&学びのアトリエ
河村 勝之

塾生と保護者の皆様に

拝 啓

寒さが少しずつ厳しくなってまいりましたが、その後いかがお過ごしでしょうか。

10月には、高校生・中学生の塾生の方たちから修学旅行のお土産を頂いたばかりか、色々とお話を聞かせてもらい感激しました。広島・奈良・大阪・京都・東京等々、それぞれの見どころがあったそうで、若い魂たちにはきっと鮮烈な印象が刻まれたことでしょう。

思い起こせば、私の高校の修学旅行は37年前にさかのぼります。私の高校は、自主研修形式の旅行で全国の5つの名所・旧跡コースに分かれていました。私は部活の仲間たちと金沢と輪島を巡るコースに参加しました。と言いましても、修学旅行とは名ばかりで、夜はひたすら麻雀をする羽目となり、昼の間は移動するバスの窓から見る、冬の日本海の波の凄まじさだけが強烈に印象に残り、最終日の雪のうっすら降り積もった美しい兼六園も寝不足で、ほとんど「鑑賞」と呼べたものではありませんでした。それに比べると、我がアトリエの塾生諸君の修学旅行は、これからの彼らの人生に大いにプラスとなる、まさに「学」であり、「旅」だったのではないでしょうか。

ところで、10・11月は高校生には様々な模試が、中学生には大変重要な定期試験があり、それに向けて我がアトリエでも塾生たちは頑張ってこられました。ケアレスミスも含めて自分の実力や努力の成果が問われるものなので、復習した上で謙虚に反省して頂き、今後の勉強の課題について共に考えていきたいと思います。特に大学受験のセンター国語は、全四問のうち一問一問に時間をかけ過ぎることによる総得点の不足をどう克服するかが、あと2ヶ月の大きな課題です。しっかりと自分の弱点分野に向き合いつつも、テストの80分間をいかに自分の得意分野・不得意分野をきちんと意識して、その上で戦略的に攻めていけるか、そのためのトレーニングが必要となります。一人一人としっかり話し合って、本番で本来の実力が出し切れるようにもっていきたいと思います。

冬期講習のお知らせは、12月1週目に送付させて頂く予定です。夏期講習同様、1対1の完全個別スタイルで行っていきます。通常授業ではどうしても補いきれない部分を、意識的に学習して頂こうと思っています。是非アトリエの講習を有効にご活用ください。よろしくお願い致します。

敬 具

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