アトリエトーク

塾長の学びのコラム vol.2

平成20年11月15日

代表  河村 勝之

(前略)初めは、塾に行っても大して変わらないじゃないか、というのが正直な気持ちでしたが、半年と経たないうちから効果が出てきたように思います。その理由としてはまず、文章を読む機会をたくさん与えていただいたことがあると思います。国語の問題を解くということは、それだけ文章を読んだということです。私はこれだけでもずいぶんと国語力が向上したと感じています。読むスピードもそうですし、文章を一回で理解する力も身についてきたと日々実感することが出来ました。これは全ての問題を解く上での基礎となるものですから、私の場合「フォレストに行く」だけで力をつけさせていただいたと思います。(攻略)

(第13期生) 北嶺高3年 国語・小論文受講のR.I君の合格体験記より

国語力が向上すると、理解力も身についていくものですか

前回7月15日の学びのコラムvol.1で登場してもらったT.F君もそうでしたが、このR.I君も医学部に進学された大変頭脳明晰な青年でした。したがって、私がどうこうと教える前に彼らのその頭脳の明晰な部分が文章というものとどう接点を見つけ出せるかという所に私の関心はありました。それが出来れば自然と文章の前で彼らの頭と心は動いてくれるだろうと確信しました。

前回7月15日の学びのコラムvol.1の最後に『「ことば」とは内から自らの力で育つもので、そのきっかけを与えてその成長の姿をしっかり見守り、サポートしていくのが教師の仕事である』と書いたことを思い出していただきたいのですが、様々な生徒さん達との出会いの中でも、私の中にあるこの信念は何故かゆるぐことはありません。

私が付け焼刃的なテクニックや表層的な知識を与えるよりも、とにかく集中して文章に向き合って、大事な所に線を引いたり、問いに取り組んでもらったりすることを通じて、作者と対話してもらうのが私の授業の一番大切なところだと考えます。著者の精神や彼らの言葉が生徒さん達と出会う場を創り出せたら、それこそが真の授業だとの思いが根底にあるからです。

書き手の精神のひだや論理に分け入ることが出来て、少しでも楽しい、面白い、深い、感動的だと思えれば、それはすなわちその書き手を理解する一歩を踏み出せたということでしょう。対話的精神こそが国語力や理解力の核にある大切な根幹をなすものと考えます。

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